考察,  第1部

心と脳の理解における大変革

著者がメンタルヘルスセンターの研究棟で病棟スタッフとして働いている時に

患者の共通点として挙げているのが

“はなはだ不器用で、動きがぎくしゃくしていた。-精一杯くつろいだ会話でも、堅苦しく、友人どうしなら当たり前の自然な仕草や表情が見られなかった”

これは私にとっても該当すると自覚している。不器用さ動きについては、だいぶ改善されているように思う。これと似たような理論かと思うが私は、物の作り向きが変わってしまうだけで、途端に同一のもの認識できなくなってしまう。空間認知能力が極端に低く感じられる。

自然な仕草や表情というのも同じで

無意識に働く緊張が相手にも緊張を与えてしまっていると感じる場面が多々ある

どうしても人前でリラックスなど出来ないのだ

ここの章でも繰り返し使われている

“我々の苦しみの最大の源泉は、自分自身に語る嘘である”

ここに続く”人は自分の知っている事を知り、感じているものを感じない限り、けっしてよくなれない”

ここは肝だと思う。

よく話したところでどうにもならない!なんて言葉を聞く

かつて私もこれはよく感じていた

解決を求めすぎる故に、意味を見出せないことに価値を感じられなかった

ただ今は少し違う角度でモノを見ている

物事にはプロセスという順序があるのだ

話すことで解決するという単純なものばかりではない。

急がば回れ!騙されたと思って、まずは自分の気持ちや思いを口にすることから

そこからしか進展しないのだな、とここの書籍を読み進めてまた腑に落ちた

4件のコメント

  • だい

    本の内容を自分に落とし込んで、それを上手く文章にして表現されているので感嘆しています。

    私も本を読んで自分に落とし込んでいけるようにがんばります。

    いまニューロフィードバックの機械を買うか悩み中。本当に効果あるならすぐにでも買うんだけど。

    • NANA

      何が効果あるかって、やってみなきゃ分からないからね。
      私も心理面接のお金が毎月そこそこ出ていくの
      単価も大きいし積もっていくのを考えると、ふとこれは本当に必要かな?とか思っちゃうんだけど。
      破綻しないレベルで続けるしか無くて
      結果は後からしか分からないもんね

    • レイ

      嘘をつかず自分の本当の感情を口にする。
      自分はやったことがないことです。

      でもやっていくしか道がないのですね。

      あるべき姿は見えていますので、それを実現するプロセスを周りに相談しながら踏んでいこうと思わされる記事でした。

      • nana

        自分の感情を言葉にすること
        私は慣れるまで、とても難しかったです。
        そもそもずっと感情とは出してはいけないものだったので、その感情が何なのか自分で認知する事が出来なかった。
        自分の話をする事で支援者たちから、その時◯◯だったんだね?
        などと出来事と感情を一致させていく作業にすごく時間を使いました。
        それをやっていくと、自分で認知しにくい感情というのが、はっきり分かってきます。
        私の場合、怒りや寂しさ、悲しみこれらが、普段の生活で全く感じていない事を知りました。
        レイさんも頼れる方にとにかく話してみて下さい。その中できっと置き去りの感情に気づくと思います

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