考察

今、私がやりたいこと

スマホにしろ、パソコンにしろ、私は苦手だ。まして文字打ちとなると手書きの何倍も時間がかかってしまう。私は80歳にもうすぐ手が届くような年齢のせいだろうが、アナログな生活のほうが慣れているし落ち着く。IT難民の一人だ。

15,6年も関わってきたAC(アダルト・チルドレン)問題。およそ一年半前に巡り合えたヴァン・デア・コーク氏の『身体はトラウマを記憶する』を読んで強い衝撃と深い感動を覚えた。瞬間、私の次の仕事はこの本をテキストとして、トラウマに苦しみ悩むACの仲間にこの紹介して、フラッシュバック等で今なお苦しみ続けている人々に解決策があることを知ってもらうことだと思った。

64歳まで母への愛着障害と培われてきたACの特徴ある性格で、痛めつけられ苦しみ続けてきた私の人生は、ACAテキスト『アルコール依存症家族/機能不全で育った子どもたち』によって、大半の苦しみから解放され、やっと自分らしい生き方ができるまでに回復してきた。

しかしこの15年。思い起こすと実に多くの仲間と自分自身が道に迷いながら紆余曲折の回復過程を経てきたのだろうと思う。今、私はここまで回復できた。私はACでよかった。実に意味ある人生を歩ませていただけたと大声で確信をもって叫ぶことができる。

だが同時にあの苦しんで自助グループやミーティングに来なくなってしまった人たち(仲間)は、一体どうしているのだろうかと思うこともある。

ACAフェローシップテキスト(BRB)によって随分と楽になった、自分を取り戻し回復してきたと言われる仲間の中にも、本当には回復と言い切れない、脳の深いところで傷つき、その傷付きからは未だ本当に回復したとは言い切れない仲間が多くいることも現実でそれが実態だと思う私がいる。

1件のコメント

  • nana

    ころさんのその想いや活動力に救われています。
    本当にありがとう!!
    これからも、よろしくお願いします

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